ラインアンドスタッフの組織やメリット | ファンクショナル組織との違い

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代表される3つの組織形態


ライン組織



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ライン組織とは、いわゆるピラミッド型組織で上から下への命令系統によって成り立っている組織です。

開業時など少数精鋭の時は良いのですが、業務が拡大するごとに担当が分化されていき、結果的に人件費が大きくなってしまうケースがあります。

メリットは責任と権限がはっきりしているところですが、デメリットとして水平方向へのコミュニケーションが少なく会社全体で見たときに無駄が出てしまうケースがしばしばあります。

また、階層が沢山ある為、意思決定に時間がかかってしまい、現代社会のスピード感について行きづらい傾向があります。


ファンクショナル組織



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フレデリック・テイラーが提唱したとされている組織形態で、管理者というより専門家が沢山存在します。

各専門家はどの部門に対しても、その専門性のあることについて助言や指示だしを行います。

メリットとしては管理者の負担が少ないことと、専門性が高く生産性や競争力が高くなります。

逆にデメリットとしては、専門家による命令系統が複数存在する為、作業者にとっては命令の重複や矛盾を感じやすいです。

また、責任の所在があいまいになり、無責任なアドバイザーが沢山できてしまうケースも少なくありません。

フラット組織という名のファンクショナル組織を取り入れている企業も少なくはありませんが、経営陣によほどの手腕がないと上手く回りません。


ラインアンドスタッフ組織

ラインアンドスタッフ組織は、ライン組織とファンクショナル組織を融合した組織で、ピラミッドの様に命令系統が存在する上に、専門家も存在します。

元々は軍隊の組織がラインアンドスタッフであり、軍隊においてはラインが司令官、スタッフが参謀です。

スタッフ部門は、ライン部門が円滑に機能するように補佐する部門で、ライン部門に対して専門的・技術的な助言・提案・勧告やサービスを提供します。

従来、ライン機能から分化したもので、それ自体で独立性をもつものではありません。

具体的には、人事・経理・企画調査・技術・資材などの部門が該当します。

また、企業全体について、トップに対して助言するゼネラル・スタッフや独立した委員会なども、スタッフとして位置づけられます。

スタッフ部門はライン部門と独立しているのが普通ですが、ライン内スタッフとして、営業部門や生産部門などのライン部門内に、営業企画部や生産管理などのスタッフそしきが 設けられることもあります。

現代のように組織が巨大化し、経営の手法も多様化すれば、環境の不確実性が増すにつれて、スタッフの種類も数も増え、その重要性も増大する報告にあります。

現在のほとんどの企業がこの形態で、ライン組織とファンクショナル組織の両方のメリットを持ちます。

デメリットとしては、ラインとスタッフの対立(コンフリクト)が第1に挙げられます。

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