【ミクロ経済学7】個人投資 | 複利は人類史上最大の発見

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複利は人類史上最大の発見 by アインシュタイン

長期的に財産を築こうとするときに重要なのは複利の知識です。

複利を簡単に説明すると下記のようになります。

例えば、100万円を年利10%で預けたとします。
1年後、お金は元本100万円と利子10万円の110万円になっています。

さらにその110万円を元本として2年目に突入すると、1年後には元本110万円に対して利子が11万円つきます。

これを繰り返していくとこのようになります。

元本 利子
1年目 100万円 10万円
2年目 110万円 11万円
3年目 121万円 12万円
4年目 133万円 13万円
5年目 146万円 14万円
6年目 161万円 16万円
7年目 177万円 17万円
8年目 194万円 19万円
9年目 214万円 21万円
10年目 235万円 23万円
15年目 378万円 37万円
20年目 608万円 60万円
25年目 980万円 98万円
30年目 1578万円 157万円
35年目 2542万円 254万円
40年目 4095万円 409万円

※小数点以下は切り捨て

元々100万円だったお金が、複利の力によって40年後には4000万以上ものお金になっています。

これが「複利」の力です。

これは、毎年100万円を積み立てていった話しではありません。

あくまで、自分が用意したお金は100万円のみ。

それが、複利の力で40年の時を超えて4000万円に増えるという話です。

もちろん、実際今の世の中において、年利10%というのはすごくレアな金融商品です。
通常はそんなに高くはないでしょう。

しかしながら、40年という期間は十分に現実的な数字です。
複利の偉大さをしっかりと理解した上で若い頃から投資をしていれば、あなたが年をとった時にその恩恵を十二分に受けることができるでしょう。




資産運用を考えるときに検討するべき3つのポイント


リスクを理解する

投資におけるリスクというのは、その資産の平均的な収益率に対して、実際の収益率がどの程度まで上下するかという概念です。

例えば、日本の国債は非常にリスクの少ない投資先となります。
なぜならば、ほぼ確実に期待通りの収益率になるからです。

逆に、最先端テクノロジーなどに挑む若手ベンチャーなどに投資する場合はそのリスクがずっと高くなります。
当然、成功すればハイリターンにはなりますが、失敗して投資額全てを失うことだってあります。

投資家はリスクを避けますので、ベンチャー企業などへのリスクの高い投資先は、必然的に期待収益率を高く引き上げることになります。
そうしないと、投資家が興味を持ってくれませんし、小さい収益率の為にわざわざハイリスクの危険性をおかす人はいません。

また、株式や債券に投資をするときは、投資先を複数に分けることによってリスクを軽減できます。
これは分散投資をいうテクニックで、色々な種類の投資を少しずつ組み合わせて全体のリスクを減らすのです。
(簡単に分散投資を行う方法としては、投資信託があります。)

期待収益率
投資をするときに平均的に期待される収益率のこと
分散投資
投資金額を分散していくつかのものに投資する方法のこと
投資信託
多くの人から集めたお金を一つにまとめて、運用のプロが様々な株式や債券に分散する金融商品のこと



流動性

流動性とは、資産を現金に換えやすいかどうかを表す言葉です。

例として、銀行の普通預金は極めて流動的と言えます。
なぜなら、いつでも好きなときに預金を現金としておろすことができるからです。

逆に不動産投資などは、流動性が低いと言えます。
一度、購入した不動産を売って現金にするためには、それなりの時間や労力が必要だからです。




税金

最後に、個人投資にも税金のことを考えておく必要があります。

日本の仕組みにおいても、キャピタルゲインやインカムゲインに対して決められた税率での税金を支払う必要があります。
しかしながら、通常の所得税や法人税などよりもキャピタルゲインやインカムゲインに対する税率が低いことから、起業家によっては収益を金融商品に投資する傾向があります。

キャピタルゲイン
債券や株式など資産の価格の上昇による利益のことを言う。価格が下がって損をすることもあるが、この場合はキャピタルロスと呼ぶ。
インカムゲイン
株式投資の配当、預金や債券等の利息、投資信託の収益分配金等の利益のこと。



個人資産のための投資対象は大きく分けて8つある

普通預金
銀行にお金を預けて利子を受け取れる。いつでも出し入れできる。
MMF
市場金利連動型投資信託。非常にリスクの低い債券を多数組み合わせて運用される投資信託のこと。
定期預金
普通預金と違い一定期間の縛りを設けてお金を預ける。
社債
様々な社債に対しての分散投資など。
株式(優良株)
安定している大手企業の株式に分散投資するなど。
株式(成長株)
これから伸びていく企業に投資をする。優良株に比べてハイリスクハイリターンな商品。
不動産
家を買ったり、不動産投資すること。最近ではサラリーマンが不動産投資をしているケースも珍しくはありません。
貴金属
金やプラチナなどへの投資。相場変動が激しい方なので個人投資にしてはリスキー。
merumaga

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